一週間を振り返ると、施術の中でいろいろと質問を受けます。
今週は「もっとストレッチをした方がイイですよね?」という質問が多かった。
せいぜい開脚とか、前屈とか、そういうことをおっしゃっているのだと思いますが、「まったくやる必要がない」というのが私の答えです。
私自身、ストレッチはまったくしない。
仕事の合間に身体が自然と行なう、いわゆる「伸び」はします。
この「伸び」は「表現上の伸び」であり、結局のところ筋肉を使っている。
要は収縮している。
朝起きると、「んんんんッ!!」って「伸び」をするでしょう?

あれは全身を収縮させているのだ。
ストレッチとはまったくの別物です。
「身体が硬いから」とグイグイと伸ばしている人が多いようですが、それで柔らかくなることはない。
痛めやすくなるだけ。
「この筋肉の質の人が、ストレッチしたら痛めるだろうな」と感じることは多い。
「ゴルフやったら怖いな」と感じる脊柱起立筋をしている人もいる。
可動域を増やすことなどどうでも良くて、今ある自由に使える可動域を上手にフル活用できることの方が大切です。
これはきちんとしたヨーガ(ヨガ)哲学の下、ヨーガを実践している人なら当たり前に解るだろう。
今はいわゆる「エクササイズ的なヨーガ」が主流で、ヨーガと言いながらただのストレッチになっているように感じます。
ヨーガも形骸化しているのです。
だから今時の「ストレッチ風ヨーガ」をしていれば身体を痛めるだけだろう。

ヨーガは本来、自己を見つめる作業なので、可動域などどうでも良いのだ。
ただ結果として、柔軟性は出てくるのだが、柔軟性を出すためにヨーガをするわけではないということです。
「ストレッチ駄目なんですね。じゃあヨガは良くないですね」と言うのはヨガの本質を押さえていないからです。
今度、その辺りをまた動画に撮ってみようかなと思います。
P.S.
ちなみにヨーガは生きることそのものです。
例えば、緊張するプレゼン前に、深呼吸をしますよね。
これが呼吸法です。
同じく、気持ちを落ち着けたい時には目を閉じたりする。
これが瞑想です。
寝起きや、長時間のデスクワークをしていると「伸び」をしたくなりますよね。
これがいろいろな形をとるアーサナです。
これらすべてが、自己の現状を見つめる作業となるのです。
五反田の整体治療院 射水姿勢リフォーム IMIZU SHISEI REFORM
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