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體の考察

【私の背中の痛みの考察】あらゆる煩悶はレントゲンには写らない

年末から今日まで、「酷い腰痛」が多いように感じます。

腰を曲げるのが怖いケースと、腰を曲げるのには比較的躊躇がなく、反るのが怖い(痛い)ケースとあります。

ひとつ私の見解として。
腰を曲げる動作には「怖さ」がなく、逆に、まったく伸展ができない(反れない状態)ケースにおいては、かなり「腸疲労が祟っている」ようにずっと感じてきました。

もちろん屈曲時に怖い(痛い)ケースにも、腸疲労が関与しているのですが、その深さが違うように感じます。

 

腰を曲げるのが怖くない場合、座っているのが楽。
立つと途端に身体を起こせない。

だから座っていたい。
そして、座っている分には、身体を起こすことができる。
つまり、いわゆる「イイ姿勢」ができる。

この場合、厳しい状況にあるのは股関節まわりであり、股関節を構成する筋群がうまく働けていない状態なわけです。
ただ、必ずしも股関節に痛みはないのであります。

 

立位で下腹部を触知すると、「パッツンパッツン」になっていることがほとんどです。
要は、骨盤内圧が高過ぎる状態です。
この場合、慢性的な腸疲労、内臓の下垂などによる骨盤内圧の上昇で、股関節への制限があるのです。
女性の場合、生理周期の問題もありますね。
だから屈んでいたいし、身体を起こすことができない状態なのです。

よくあるケースでは、妊婦さんの閉鎖神経症状があります。
内股にしびれが出るやつです。

アレも、骨盤内圧が高過ぎる状態なのです。
骨盤内を通過する際に閉鎖神経が窮屈なのでしょう。

 

年末年始でしたからね~

 

こればかりは、どれだけ食べまくっても大丈夫な人もいれば、ちょっとの不摂生でやられる人もいる。

その時の体調にもよるでしょう。

「私はそんなに暴飲暴食していないんだけどなぁ~」と言っても、その日常の「その人にとっての普通」がもうすでに「疲労状態」だったりもするのです。

答えは「骨盤内圧」に書いてあります。

 

 

「私の普通」が、「アノ人にとっての普通」ではないことは当たり前であり、「どうしてあの人は不摂生しているのに、私の方が酷くなるの?」と言ってみても、そんなのはその人の生まれ持つ身体の個性があるのだから仕方がないのです。

そういう当たり前なことが、それこそ100歳になっても気づかない人もいれば、高校生でも解る者には解るのです。

今は何でも数値化であり、「科学信者」が多過ぎて、却って解らない人が多いのです。

 

 

私は先日、夜に食べ過ぎまして。

「あー、苦しい食べ過ぎた…」とボヤいている矢先に左の背中に痛みが出てきました。
ホント、即でした。

もう3日ほど経ちますが、今もまだ薄っすらと痛みの名残がある。
痛めた初日は膵臓レベルの筋群がボッコリしておりました。
今は大分なだらかになってきましたが、まだ左の腎臓レベルの筋群に厚みがある。

もちろん痛いのは内臓ではなく筋肉的なものなのですが、なぜその部位に痛みが出たかと言えば、完全に食い過ぎによるものだと感じております。

 

例えば、これで私が病院へ行って、「腎臓や膵臓を調べて!!」とやってみても、何も問題は出ないでしょう。
「別に何もないですよ」で終わりです。

「未病」というのはこういうもので、必ず身体にいろいろとサインを出しております。

ぎっくり腰や頭痛もひとつのサインなのです。
もちろん、胃痛や風邪をひく、インフルにかかる、なども、サインですから。

 

生活の乱れのサインかもしれませんし、「ちょっと無理しているよ」「クヨクヨ考え過ぎているよ」のサインかもしれません。

野口晴哉先生の書に、「その人の抱えている借金への不安や、今朝の夫婦喧嘩のことなどはレントゲンには映らない」という趣の言葉が度々出てきます。

不安とか、怒りとか、悲しみとか、苦しみとか、すべてが身体にサインとして出てくるのが身体症状なのです。

 

数値ばかりを気にしていないで、そういう人間の根底にあるコトを思い出せると良い。

 

私の場合、食べ過ぎてしまう時はやはり、「食べ過ぎてしまう何か」がある。
そんなに食べ過ぎなくても、本来は充分なのです。
飲み過ぎてしまうにも、「何か」がある。
昨夜は「赤」を1本やってしまった…
飲み過ぎです。
そういう時は、必ず心に「何か」あるのです。

そう思えれば、自分ではその「何か」が薄っすら解かるでしょう。
解かれば落ち着きます。
落ち着くと、食い過ぎることもなくなります。

私の場合、自分のことばかりを思っている時ほど、ドカ食いに走る。
自分のことばかりを思う時は、大抵駄目ですね。弱くなる。

この数日の「荒れ」のお陰で、今朝はいろいろと省みる時間を取れました。
ようやく一旦落ち着きそうだ。

 

 

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