※今回は同じような文章が何度も続く場面がございますが、ご了承下さい。
※それだけ、私がずっと悩んできて、乗り越えてきたということとご理解頂けますと嬉しいです。
※「この痛みと決別したい」と格闘してきた人間の話です。
つい先日、帰宅すると何やら奥さんがダルそうにしている。
聞くと、「夕方お腹が空き過ぎて、パスタを食べた後にケーキも食べた」と。
「食べ過ぎた…気持ちが悪い…」と言って、そのまま寝ておりました。
夜中、胃の痛みで起きたのだそうで、朝も「まだ胃が痛い」と。
「もうお菓子(ケーキ)を止めたい」と、言っておりました(笑)
まぁ正直、ここのところ私も一緒になって食べていたので、「俺も止めるよ」と。
本当に好きなものだけ、たまににしようと話ました。
砂糖は中毒です。
「砂糖が」というよりも、「精製されたもの」が中毒となるのであります。
その代表が砂糖ということですね。
奥さんの胃の痛みは、私が観る限り時間の問題で治まるでしょうけれども。
※実は昨日の話で、昨日このブログを更新し忘れました。もう治った様子でした。
私は胃痛、特に「潰瘍」の専門家です。
もちろん、自称です(笑)
20代前半の頃から胃潰瘍、十二指腸潰瘍に度々苦しめられてきました。
何度も何度も繰り返してきた私は、もういい加減やめたいと。
この痛みから逃れたいと。
最終的に辿り着いたのが、「糖質の弊害」でした。
まぁ、とっくに言われていたことではありますが、「己の身を持ってその結論に辿り着いた」という意味で。
結局、糖質の何が問題となるかと言えば、「血糖値の乱高下が身体に厳しい」のです。
身体をしょっちゅう痛める人は、ここがポイントです。
あなたの繰り返すギックリ腰、肩の痛み、寝違えの根底には食の問題があり、血糖値の乱高下があります。
私は、外反母趾の痛みや手指の変形も、糖化による影響が大きいと考えております。
- 朝から食パン
- 昼は菓子パン
- 昼はラーメンかうどんか蕎麦
- 間食でチョコレート【カカオの%が高くても意味なし】
- スナック菓子をよく食べる
- コンビニ食ばかり
- 1日1食でのドカ食い(←以前の私)
- 果物をよく食べる(←食後とかは特に駄目:理由は腸内で腐るから)
などなど。
身に覚えのある人は多いだろうと思います。
当院のホームページには、「糖化」の記事を何度も書いておりますが、通っている方の痛みの部位、身体を触知した感触、足首や腸のむくみ度合などを観ると、確定ではございませんが、「これは糖化で組織が弱って痛めているな」が解る(あくまで「おそらく」ですが。「この感覚が糖化だろうな」は、自分の中に感覚としてある)。
実際、いわゆる四十肩、五十肩の方にはその感触が強い。それは「患部のみならず」です。
もちろん全員ではないのですが。
ちなみに、私がどれだけ「糖化」にうるさいかと言いますと。
【糖化 ぎっくり腰】でGoogle検索すると、当院ホームページが全国1位と2位を独占中です(^_-)-☆※若干の順位変動があるようですが
何でも1位は嬉しいものですね。
【糖化 腰痛】だと3位
【糖化 自律神経失調】も3位
【糖化 関節痛】だと5位と8位
【糖化 頭痛】も5位でした。
【糖化 五十肩】は6位です。
【糖化 生理痛】も6位でした。
これくらい「糖化」にうるさい射水です(笑)
糖化研究家でもあるのです(^_-)-☆
まぁ、自分が食で身体を痛めてきた自覚があるものですから。
自然と断食などにも興味を持って行った次第です。
自分の身体と、通われている方の身体を通じて、今なお研究しております。
糖化を言葉にするのは難しいのですが、筋肉的には、パサパサした乾燥した感じがあり、関節は牽引しても牽引の度合いに応じた関節の離開が為されない。
これにもタイプがあり、「緩すぎるケース」でパコパコ感があり弱すぎる場合と、いわゆる組織が硬く、「肥厚感」が凄くあるのに、牽引すると微妙なハズれ感(パコパコ感まで行かない「パコ」くらい)があったり。
また、(患部に限らず)ストレッチなんてしたらすぐに怪我しそうな感覚がある。
そういう感触がある場合は、糖化の影響を受けていると診ております。
腰部の場合、いわゆるマッサージ屋さんの「硬いですねー」という感じで緩めようとすれば、おそらく組織が傷つくだけです。
押してはいけない腰がある。特に反動をつけて押すなどは論外でしょう。
「硬い」にしても、「ハリ」は押しては駄目な認識です。
硬くても、「ハリ」でなければ押してもまぁ大丈夫。
ウェットな場合は大丈夫ですが、パサパサしているのは駄目です。
【↑イメージ的に、こういう筋肉を伸ばそうとしたら、怪我しそうでしょ??でもこういう感触に近い人は実際にいる】
組織に潤いがあればまだ大丈夫なのですが。
言葉にするとそんな感じなのですが、普通の人は解からないと思います。
そんな考察のもと日々施術をしております。
一応まとめると、もう完全に組織が壊れているのか(?)緩すぎるケースと、体型に関わらず、とにかく硬く肥厚感があるけど、緩いみたいな。だけどなんか抵抗がある。
まとまってない気がしますが…
糖は水分を引き寄せるので、おそらく関節内の水分が関節外に抜ける。
それで潤いがなくなるのだと思います。
筋肉も同様で。
「細胞と細胞の間に溜まる水がむくみですが、そういうむくみ感は凄くあるけど、筋肉や関節にはまったく潤いがない。」
そんな感じ。
それが糖化であると、私の中では定義しております。
今はそういう方がとても増えたように感じます。
だからといって、「腰が痛い」と言って来院された方に、「糖質の摂り過ぎですよ」と伝えたところで、「????」になってしまうのが普通です。
伝える頃合いをみて、伝える時は伝えますが、「言っても響かないだろうな」とか、「逆に不機嫌になりそうだな」という人には、まず伝えることはない。
伝えてもそれが心理的ブロックになるだけだから。
でもこうしてブログだと、伝えられると言いますか、必要な人には届く。
興味がある人しか読まないから。
読んで、「私の体調不良は、糖の摂り過ぎかも!?」と思った人は、これをきっかけに人生が変わる。
ぎっくり腰や五十肩のリスクなど、大幅軽減していくだろう。
もちろん、耳鳴り、めまい、多汗、不眠、頭痛など、自律神経失調と言われるものも同様です。
そうなれば私も嬉しい。
ちなみに、糖化に関しては痩せている、太っているはあまり関係ない。関係なくはないか…
正直、肥満傾向にある人の方が進行しているリスクは高い。
ただ、痩せているから進行してないかと言われたら全くそんなことはないということです。
実際、私も業者さんに当院に来てもらい、計測してもらったのですが、Bランクでした。
当院に通っているアキコさんは「シュッ」としたスレンダー美人ですが、計測しに行ったらEランク(99位)だったそうです( ゚Д゚)「これ糖化だよ」と私が伝えたものの、ちょっと衝撃
私の潰瘍を繰り返していた話に戻します。
以前までは、単に「食事の量」の問題とばかり思っておりました。
実際、食事の全体量を減らして行くと、私自身どんどん体調が良くなりました。
話せば長くなるので(高校時代から話さねばならない)、初期の頃には触れませんが。
シンプルに、寝起きが良くなったり、肌荒れが良くなったり、胃の痛みで苦しむ時間が短くなった。
ただ、「ある一定のところまでは」というのが実際でした。
「以前よりは良いんだけど、やっぱりまだまだツライんだよなぁ…」
そんなところを、ずっと彷徨っていたのです。
私が潰瘍の苦しみから完全に解放されるようになったのは、糖質を減らすように心掛けてからです。
ごはんや麺の大盛をやめた。
ビールをやめた(こないだ久し振りに自宅で飲んだけど、メッチャ美味かった!!)。
つまり、まだ数年(笑)
ただ、明らかな手応えを得ております。
一時は、ビールを飲んだ直後から痛くなることもありました。
今はそういうことも一切なくなった。
私の大食いの歴史は、高校生の頃からです。
その頃に、何となく自分が他の人よりも多く食べれることに気づきました(でも肉はあまり食べれない)。
3食食べていた頃は、現在よりも10~12㎏重かったです。顔がパツンッとしていた。
MAX70㎏手前まで行ったことがあります。
まぁ、開業前の20代前半頃までの話です。
この仕事を始めてからは、あまり大きな変動はしておりません。
現在の体重は、武尊選手と試合できるくらいの体重です(笑)
今は胃痛で目が覚めることはゼロになった。
セミナー開催時にはいつも胃に手が行っていた。
セミナー中に「先生胃が痛いんですか?」と聞かれたこともありました。
香織先生には、「また胃が痛くて夜中起きちゃうんだよね」と、しょっちゅう話していた。
灸を据えてもらったりもした。
そして、痛くても、食べると痛みが消える。
で、また食後5時間後くらいから、メチャクチャ痛くなるということを繰り返しておりました。
典型的な十二指腸潰瘍ですね。
もう本当に嫌でした!!
ツラかったッ!!
食後5時間後から始まる痛みを数時間我慢していると、痛みがなくなる。
だから、そのまま断食をしていると凄く快適でした。
断食をするようになった最初のきっかけは、胃痛ですから。
結論を言えば、糖質の食べ過ぎをやめただけです。
糖質の大盛を止めただけで、人生があっと言う間に変わってしまった。
ビールの量を大幅に削ったことも大きいですね(ハイボールに変わった)。
以前の私と比べたら、全体の糖質量がかなり抑えられている。
1日1食では、最後のところが抜け切らず、一度潰瘍になってしまうと早くて3カ月、長いと6か月くらいは空腹時の痛みが続き、苦しみました。
「どうすればこの痛みとサヨナラできるのだろう」と、格闘しておりました。
汚い話で申し訳ないけれども、当時、真っ黒の便が出たことが何度かあります。
「完全に出血しているだろうな」と。
私の場合、それで病院へ行くこともありません。
死を感じなかったから。
真似はしない方が良いと思いますが。
「自力で治したい病」の私が最後に行き着いたのが、「糖質を減らす」だったのです。
1日1食なら好きなモノを好きなだけ食べて良いと思っておりました。
それは、大きな勘違いでした。
1日1食で糖質三昧ですと、急な血糖上昇が起こりますから。
却って身体にダメージが大きかったのだと思います。
とにかく生活そのものが、「糖質祭り」だったわけです。
それを止めた。
意識して大盛を止め、食べるという行為を、「意識して食べる」ようになった。
- いま自分が何を口にしているのか。
- どんな味なのか。
- どんな食感なのか。
意識をして噛む機会が増えました。
そうでないと、折角の食事が、飲み込むように終わってしまうのです。
食事のおいしさ、有り難さを噛み締めるようになった。
それが一番変わった点かもしれません。
今まで如何に、「無自覚に胃に流し込んでいたのか」を、身体で理解したのです。
2016年に胃カメラをやったら、胃の出口の部分から十二指腸にかけて潰瘍跡がたくさん見つかりました。
お医者さんは、「今はもう治りかけてるけど、これよく薬なしで我慢したね…」と言っておりましたよ(笑)
その頃からもう8年か…
厳密には、もっと以前から苦しんできたので、長い戦いだった。
ようやく見つけた答えのように思います。
胃痛を通じて、人間としての成長機会に変えることができたように感じております。
痛みはもちろんツライのですが、変わるきっかけになる。
大切な機能です。
私の師匠はよく、「寝る」「食べる」「動く」を見直すことをおっしゃいます。
私は特に、「食べる」が「寝る」と「動く」に大きな影響を及ぼしていると考えております。
特に私のように何か慢性的に苦しんでいる痛みがあれば、「食」との付き合い方を見直すタイミングなのだと思います。
本当に、人生が変わります。
P.S.
6年前、親父が膵臓癌で逝ったことも自身の生活を振り返るきっかけとなりました。
今では、「胃痛は膵臓の悲鳴である」と、自分の中に定義ができました。
五反田の整体治療院 射水姿勢リフォーム IMIZU SHISEI REFORM
※お名前とご希望のお日にちと時間帯をLINEして下さい
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メールでも予約を受け付けております
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お久しぶりです。高輪でお世話になった佐々木です。射水くん頑張っていらっしゃいますね。ひょんなきっかけから射水くんのブログを見つけてしまいました。いろいろあって、僕は烏山を閉院してしまいましたが、こうやって頑張っていらっしゃるのを拝見すると、僕も勇気が湧いてきます。
今は小田原で病院の経営をしているのですが、普通の世界の人達とカイロの世界の人達の熱量の違いに愕然としてしまっています。
そろそろまた自分の仕事を何か始めたいなと思っていたところなので、射水くんの活躍を見て、とても心強い思いがします。もし機会がありましたら、一度お会いしたいですね。
益々のご活躍、お祈りしております。
佐々木先生ですよね!!
コメント、ビックリしております。
とても嬉しいです。
ありがとうございます。
数年前、奇跡的に(?)川久保先生とも再会する機会があり、川久保先生には僕の結婚式にも来て頂くことができました。
これも本当に奇跡的なことでして。
まさかの病院経営とは、想像を絶するのですが…m(__)m凄すぎます…
僕は変わらず元気にやっております。
高輪を卒業し、開業してからはカイロプラクティックの勉強とは少々離れてしまいましたが、今も変わらず、「治療ってなんだろうか??」と日々研究しております。
とても奥が深く、いまだに難しいなと感じる毎日です。
ただ、この仕事に就けて良かったなと思っております。
高輪時代がなければ、今もこうして続けていないと思います。
先生は小田原にいらっしゃるのですね。
昨年、当院に通われいてる方から、僕の二日酔い対策で小田原発の「ういろう」を頂きました。
以来、二日酔いの度に、「ういろう」のお世話になっております(笑)
佐々木先生はお酒は飲まれるのですか?
いずれにせよ、是非、食事の機会を作れたら嬉しいです。
当時、「佐々木先生は怖い」とばかり植え付けられた気がしますけれども。若生先生から(笑)m(__)m
一度、物凄く緊張しながら、烏山にお邪魔した記憶がございます。
僕と同期の方が、佐々木先生のところにお世話になっていた記憶がございます。
いま一気に当時の記憶が蘇ってきております。
コメント、ありがとうございます。
このブログは10月からスタートして、コメントの第1号が佐々木先生ということにもビックリで感動しております。
先生がお元気でなによりです。
今後とも、宜しくお願い致します。
射水徹