「検査したらインフルでもコロナでもなくただの風邪だから大丈夫です。」
そう言って来院される方がたまにいらっしゃいます。
これは、「病気の側」から自分を観察する悪い癖でして、このフレーズを聞くたびに「改めないといけない」と、整体的観点からすると思うのであります。
どういうことかと言いますと、ただの風邪でも死ぬ風邪もありますし、インフルやコロナでも死なないソレがあるのです。
もっと言えば、
風邪で死ぬ時は死ぬし、癌でも死なない時は死なないのです。
「病気の側」から自分の身体を観ている人は、この辺りが解らなくなっているのです。
これほどの「非科学」はありません。
「非科学」の一例として、たとえば、「私はストレートネックだから肩が凝るんです」とおっしゃる方もいます。
これも上記の、「風邪だから大丈夫、インフルだから駄目」と、同様の発想です。
要は、ストレートネックという病態から自分の身体の可能性を決めつけてしまっている。
わざわざ自身の身体を病態の側に縛り付けているようなものですから、そういう無駄な「決めつけ」や「思い込み」が強い人は、治るものも治らないのです。

ストレートネックでも、なんら問題でない人は大勢いらっしゃいます。
むしろ健康そのものでピンピンの人が五万といる。
猫背が悪いと言いますが、猫背でも元気に105歳とか長寿を全うする人もいる。
「病気の側」から自分を観察し、自分の生命をわざわざ弱めている人が大勢います。
「何処を観ているか」です。
例えば、今日のように快晴で心地の良い日に、青空を見上げて歩き「最高だなぁ」と世界を観ている人もいれば、道端に落ちている吐しゃ物が目に入り、「朝から最悪な物を見た。ハロウィンでバカ騒ぎしてけしからん」と世界を観ている人もいるのです。
「身体を観察する」のか、「病気を観察する」のかの違いです。
ヘルニアだろうが、狭窄だろうが、ストレートネックだろうが、それらはあくまで診断上つけられた病名に過ぎず、身体を観察するに「全然大丈夫だろう」と感じる人もいれば、病院の検査上どこにも問題がなくても、「これは身体が利かなくなってきているな」と感じる人もいるのです。
ですから、私の整体の視点は皆さんの「身体の側」から観るものであり、「病気の側」からは観察しておりません。
だからと言って、病院での診断が無駄だとは思っておりません。
「参考」にするのです。
皆さんご自身が何か体調を崩された場合、「風邪だから大丈夫」と病名で油断をして拗らせて大病へと発展して行かぬように注意を払う必要があります。
風邪というものは、体内に溜まりきった毒素除去作用ですから、風邪が最大の「癌予防薬」でもあるのです。
発熱をするのは免疫力を高めている状態です。
咳や鼻水はウイルスを体内から出している状態です。
それを闇雲に止めることばかりするということは?
「目に見える世界」と「目に見えぬ世界」と、どちらが広いのか。
目に見える現象を追い掛けてばかりになると、本道からズレていきます。
これを「歪み」と言います。
本道からズレていくと、大したことないものが、大したものへと化けていきます。
今はその辺りも注意深く観察が必要で、「ただの風邪」にやられてしまうほど身体が弱っている人が増えているように感じております。
先日のブログに書いたように、できることから見直して、身体を養生していく必要を感じております。
【頭痛・耳鳴り・めまい・多汗・生理痛・不眠・関節痛】絶対に誰もやらない!?自律神経失調の治し方
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冬に備えて、このいい時期に身体を見直しておきましょう。
五反田の整体治療院 射水姿勢リフォーム IMIZU SHISEI REFORM
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